NHK受信料問題

NHKの受信料は、問題だらけだと思う。私は、放送法憲法違反だと思っている。

ただ、そういった論はググればいっぱい出てくるので、ここでは、そういった違憲論争は棚上げして、受信料の不公平性について、思うところを述べていこうと思う。

 

世帯単位の請求は不公平だ。

NHKが言うには、受信料の契約は世帯単位だ。一世帯いくらという課金形態である。一人暮らしでワンセグしか受信装置を持たない世帯も、10人の大家族で受信装置が20台ある世帯も同じ料金だという。

テレビが、一家に一台しかなくて、家族全員テレビの前に集まっていた時代なら世帯契約というのもありだったかもしれないが、いまだにそのままというのは、時代錯誤も甚だしい。

 

地上契約と衛星契約の2形態は不公平だ。

受信料には、地上契約と衛星契約の2種類ある。衛星契約の方が月あたり1000円ほど高い設定だ。

受益者負担の原則からすると、地上波しか見ない人より、地上波も衛星も見る人が、多く負担するのは、むしろ公平なんじゃないの。と思われるかもしれない。でも、NHKの考え方は、そうじゃない。NHKを見ようが見まいが、受信装置があれば、契約が必要なのだ。

私は、CATVに加入している。そうすると、見たくもないHNK衛星放送が見れる状態になり、不本意ながら、衛星契約になってしまっている。CATVにNHKの再送信を行わないプランがあれば、大ヒットするのではないかと思うのだが、圧力でも掛かっているのか、そんなプランは見たことない。

そもそも、NHKの衛星放送は難視聴対策を建前として始まったものだ。最初のうちこそ、地上波と同じ番組を放送していたのだが、新たな収入源とおもったのか、いつの間にか、独自編成になった。

 

米軍から、徴収しないのは不公平だ。

米軍基地には、相当数の放送受信装置があると思われる。しかし、米軍は受信料をまったく払ってないそうだ。NHKの職員が、基地に入れないので、確認のしようがないというのがその理由である。

そんなばかなことあるだろうか?

それをいうなら、NHKの職員には、個人宅に立ち入る権限などないのだから、誰の家であろうともNHKの受信装置が存在するかどうか、確認のしようがないではないか。

 

結局、

取れるところから取る。

それしか、頭にないのである。